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油圧ジャッキ故障PartⅡ
連日35℃を超える日々が続いておりますが、皆様体調を崩していませんか? 私は夜、寝苦しく熟睡出来ない毎日を送っています。テレビで快眠関係の放送があると観ているのですが、なかなか自分に合ったものに出会えていません(涙) 皆様も健康に留意されて、この夏を乗り切って下さいね。
さて、以前に油圧ジャッキ故障のお話をさせて頂きましたが、なんと再発してしまったのです。
症状は前回と同じでスイッチを入れても全く反応なし。コンタクタ(電磁スイッチ)を叩くと動きだすという症状。コンタクタがまた故障するには早すぎると思い、詳しい方に相談してみました。コンタクタの下にあるポンプを回すモーターが悪くなると同様の症状が出るとの事。コンタクタを叩く衝撃がモーターに伝わり回りだすようで、昭和のアナログテレビのように叩くと調子良くなるんですかねぇ(汗)
上の画像の右側にあるのがポンプアッセンブリーです。この状態では交換出来ないため、こいつを外します。
配線や油圧ホースを外し、アッセンブリーで降ろしました。
これが外した部品です。油圧系統の接続部に苦戦しました(汗)
何と送って頂いた物が、油圧ポンプ部分が長い。このまま取り付けるとボデーからはみ出して扉が閉まらない。当社のバスなので、ポンプ部は正常に作動しているため移植する事にしました。
分離完了しました。
新しいモーターと、今まで使用していたポンプが合体! その後、車両に復元し無事にオペ終了。油圧系統のエア抜きをして正常に油圧ジャッキが作動するようになりました。今回のような症状は、コンタクタなのかモーターなのか判断が難しいところなので、他車でこの様な現象が発生した際には、お客様とご相談させて頂きながら作業させて頂こうと思います。